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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
12月5日、行事予定表を見ると「要堂忌」と書いてあります。
「要堂」とは、日本大学第一学園(この学校を経営している学園です)初代理事長の加納金助先生の雅号です。先生が千葉市要町に住んでいらしたことからつけられたそうです。先生の胸像が事務室前に置かれていますから、見ている人も多いかと思います。
先生は、明治16(1983)年に現在の成田市で生まれ、千葉中学(現在の県立千葉高校)で教鞭をとりながら日本大学法学部で学び続けているところを認められ、日本大学最初の付属校の設立に尽力されたそうです。大正2(1913)年に「日本大学中学校」が設立されると、幹事として経営に参加されました。
第二次世界大戦後の昭和21(1946)年に、大学から経営が独立して「日本第一学園(当時の学園名)」が設立された時に初代理事長に就かれました。
学園に係る仕事以外にも、昭和21年から公選で選ばれた最初の千葉市長となり、昭和25年から参議院議員として国政にも参与されています。議員として在職中の昭和28(1953)年12月5日にお亡くなりになりました。
学園が今日あるのは先生のご尽力によるものです。それで、先生の遺徳を偲んでお亡くなりになった日を「要堂忌」と定めて、感謝と敬意を表しています。皆さんも学園の歴史として理解してください。