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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
秋晴れの気持ちのいい一日です。昼からテクテクと歩いて薬園台高校文化ホールに行って来ました。
ここで13時から、本校演劇部が「昭和みつぱん伝~浅草・橋場二丁目物語~」を上演しました。
私が顧問の時代に、当時八千代高校の顧問だった先生が書いた傑作です。第二次大戦末期の東京下町のお屋敷の一室が舞台で、そこのお嬢様と女中の二人の掛け合いです。二人の上下の関係性に、古典落語が絡んだりしながら、戦争が色濃く描かれていきます。
八千代高校はこの作品で全国大会に出場し、優秀校4校に選ばれて東京国立劇場での上演もしています。当時、私は、最初の地区大会と最後の国立劇場での舞台を見ました。とても印象深い作品です。
今年は部員数が少なく一年生の女子二人で活動していたため、登場人物が女子二人で上演できるぎりぎりの人数だったと聞いています。引退した三年生が、照明や音響などの裏方を手伝ってくれて上演にこぎつけました。
まずは一本の芝居として上演までこぎつけたことで良かったと思います。
今回も感染対策で保護者の方々に観ていただくことができなかったことが残念です。