この時期の「進路希望調査」からは、これまでの興味関心や適性に加え、受験科目をどのように考えているか、第一志望の大学をどう考えているかといった、より具体的な情報を共有します。日本大学志望者にとっては、それがそのまま３年次基礎学力到達度テストの受験科目になります。国公立大学と私立大学の両方を視野に入れている場合には、どの大学を受験するにも、重点的に学習すべき受験科目が一致している必要があります。合理的に受験が進められるよう、担任の先生としっかり相談しましょう。

保護者の皆様を対象とし、日本大学進学や他大学進学へ向けて、大学入試の基礎知識から昨今の情勢、それに対する本校の進路指導をご説明いたします。お子様の大切な進路に関する情報をお伝えするため、各回、保護者の皆様にご参加いただいております。
高校２年生では、直近の付属推薦や大学入試の状況を詳細にご説明しながら、今後のスケジュールをご案内し、お子様の進路へ向けて確認していただきたいこと・考えていただきたいことをお伝えし、受験期前半のお子様の動きをアドバイスいたします。

この時期には、生徒の希望進路もかなり具体化してきており、個々が自分の志望にそって情報を得ていく必要があります。日本大学を志望する者は、地歴公民・理科について基礎学力到達度テストでどの科目を受験科目とするのかを決定し、学習し始める必要があります。
他大学を目指す者は、国公立大学を視野に入れるのか、私立大学一本にするのかを考え、次年度の授業をどう選択するのか決める必要があります。もちろんその際には、各大学の受験科目を調べ、不足のないように選択することが不可欠です。どのように考え、選択していったらよいのか、考え方や方法をこのガイダンスで伝えています。

日本大学各学部の教授や職員が来校し、その学問分野で学ぶ概要や実際の大学の授業を体験してもらいます。生徒たちは例年15～16の講座のうち、自分の興味関心に合わせて２つを選択して受講することができます。
日本大学を志望する生徒にとっては、それがそのまま大学での学びに繋がるうえ、どの学部・学科が自分に合っているかを見定める良い機会になります。他大学を目指す者にとっても、自分が学ぼうとしている分野やその周辺領域について理解を深めることで、志望大学・学部・学科や併願校・併願学部を考える良いきっかけになります。

保護者面談期間に合わせて、例年３～５つの他大学から大学案内を受けることを希望できます。
本校生徒の受験・進学が多い、千葉大学や東京理科大学、明治大学や東邦大学などの担当者が来校し、パンフレットをもらい、スライド資料等を用いた説明を受けます。保護者、生徒ともに参加することができ、他大学への進学を考えている生徒が多く参加します。

自身の進路希望をもとに、どちらの模擬試験を受験するか選択できます。他大学を目指す生徒にとっては、大学入学共通テストまでちょうどあと１年というタイミングですので、初めて共通テスト形式のマークシート問題に触れます。
日本大学を目指す生徒にとっては、基礎学力到達度テストが進級後の４月に控えていますので、その予行演習になり、学習のヌケ・モレを発見できます。模擬試験に向けてきちんとここまでの定期考査を解き直し、模擬試験終了後にはしっかりと復習することが、志望大学、志望学部・学科への一番の近道です。

本校の高校３年生や既卒生がどのように努力して合格を勝ち取ったのか、新鮮な生の声を聞くことができます。
一般選抜はもちろん、公募制推薦や総合型選抜で合格した卒業生も含め、受験勉強をどのように行ったのか、どんな参考書・問題集を活用したのか、学校の授業と予備校の両立をどう行ったのかなど、これから受験に臨む生徒にとっては非常に有益な情報が盛りだくさんです。高校２年生をはじめ、高校１年生や中学生も聞きにきます。学習や受験について自分が抱いている不安を、先輩に質問して解決しましょう！