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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
昨日、芸術鑑賞会が行われました。中学生は「ドラムパフォーマンス 鼓和(CORE)」を船橋市民文化ホールで鑑賞し、高校生は1年生が古典芸能(学校寄席)を本校多目的ホール、2,3年生は「美女と野獣(劇団四季)」を舞浜アンフィシアターで鑑賞しました。
私は高校1年生の学校寄席を鑑賞したのですが、数年ぶりの寄席は楽しく観ることができました。初めに寄席入門・下座解説があり、その後金原亭馬治さんの落語、一龍斎貞友さんの講談と続きました。馬治さんは本校の卒業生で、生徒の中に同級生の子供がいるといった話しで盛り上げ、貞友さんは講談後に実は声優もしていることを話して(”忍たま忍太郎”のしんべヱや”ちびまる子ちゃん”のお母さんなど生徒もよく知っているキャラクターの声をいくつも演じているそうです)大いに盛り上がっていました(肖像権の問題もあり演じている写真は掲載していませんが)。
後半は生徒の体験コーナーから始まり、柳貴家雪之介さんの曲芸「大神楽」で盛り上がった後、トリに桂文三さんの落語へと進みました。太神楽では生徒の手伝いがあったり、出刃包丁を顔の上にのせてバランスを取ったりして驚かされ、文三師匠の落語では表情豊かなパフォーマンスに引き込まれ、生徒も教員も大笑いしながら観ていました。内進生は3年前にも観ていますが、350人の生徒を飽きさせない話術はさすがというもので、あっという間の2時間でした。自分で寄席に行く機会はなかなかないとは思いますので、江戸時代から続く伝統芸能を学校で観ることはこれからも続けていくべき行事だと思います。次は家族や友達と本物の寄席に行ってみましょう。
当日のプログラム(馬治さんが卒業生です) 開演前のステージ(寄席の雰囲気はもう一つ?)