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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。
高校演劇部が、放課後校内公演を行いました。秋季大会でも上演した「明け方のBarには太陽が昇る」という作品で、卒業生が書いた脚本だということでした。本来は文化祭で上演する予定でしたが、CASTの一人が体調を崩したため25日の放課後の上演となりました。
高校生である部員たちが、ものすごく背伸びをして大人の世界を演じていて、役作りや雰囲気作りの努力はよく分かりました。私は、作品を観ていて、ずっと二つの違和感を感じ続けました。一つは「なぜこの作品をやりたいのか」と言うことでした。大人の、しかも酒場という特殊な世界での会話(カウンターをはさんだ極端に狭い演技エリアで、マスターと客の会話だけで進みます)を理解しているのかは正直「?」でした。もう一つは、客が一組ずつ出ては去るの連続で、各エピソードがバラバラで劇的な仕上がりになっていないことでした。
一つの作品を作り上げることは大変な作業です。きっとこの作品を作る時にも、様々な葛藤や、涙なくしては語れない日々のできごとがあったことと思います。それは皆さんだけの「財産」ですから、大切にしてくださいね。そして、その財産を次の世代にも繋げていけるようにと期待します。
22日から24日まで「県中央発表会(県大会)」が千葉市の教育会館で開かれていました。私は、仕事の関係で23日の午後しか行けなかったのですが、久しぶりに高校演劇の作品を続けて観ることができました。そうだ、現役顧問の時には県大会にも役員として関わっていて、出場校の時もそうでない時も、この時期はものすごく忙しい日々だったなと懐かしく思い出していました。