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千葉日本大学第一中学・高等学校のトピックスページ。

千葉日本大学第一中学・高等学校外観

高校朝礼から

本日朝礼が行われました。
表彰の後、生徒会長から今年度の文化祭のテーマ「恥ずかしがるな青春を Boost×Boost!!」が発表されました。今年度は今のところ入場制限をせず実施する予定ですから、昨年以上の盛り上がりが期待されます。生徒たちの輝く顔をぜひ見に来て欲しいと思っています。
私からは、今パリで行われているパラリンピックで、本校に縁のある選手がメダルを取った話もしました。一人は3年前、東京パラリンピック後に講演に来て頂いた木村敬一選手、もう一人は2年前のイギリススポーツ教育研修の時に訪問した卓球クラブ所属のブライ・トゥミー選手です。
木村敬一選手は、全盲のスイマーで1990年9月11日生まれ。滋賀県出身に方です。1歳半頃に視力を失い、10歳の時家族のすすめで水泳を始め、小学校卒業後は筑波大附属の特別支援学校に入学して水泳部に入部し,2008年北京パラリンピックに出場しました。その後日本大学に進学し、在学中の2012年ロンドンパラリンピックに出場して100m平泳ぎで銀メダル、100mバタフライで銅メダルを獲得。2016年リオデジャネイロパラリンピック出場後、2021年東京パラリンピックで100mバタフライ初めて金メダルを獲得しました。今回のパリでは100mバタフライで東京に続き大会2連覇を成し遂げ,さらに50m自由形でも金メダルも獲得し、2冠を達成した選手です。
 また、ブライ・トゥミー選手は、11歳のときからブライトン卓球クラブでプレーし,2023年のコスタ・ブラバ・スペイン・オープンで国際デビュー。その年の後半にはヨーロッパの銅メダリストとなった。その後,チェコ・オープン、スロベニア・オープン、ポーランド・オープン、イタリアのリニャーノ・マスターズでタイトルを獲得し,今回のパリでWD14クラスで銅メダルを獲得し、英国史上最年少のパラリンピック卓球メダリストとなりました。私たちが卓球クラブを訪問した時にもいて、一緒に練習しましたが、その時から次のパラリンピックの候補であることは聞いていました。今回、その時お世話になった現地の方から報告を受け、うれしい報告が重なりました。
最後に、生徒には木村選手が受けたいくつかのインタビューから、生徒には次の言葉を送りました。
「今何でこんなふうになっているのだろうと嘆くよりも、どうすれば良いんだろうということを考える。そして,周りにどんどん相談して、そういう“相談できる人”というのを日頃から大事にしてほしい。そうすれば未来はきっと良い方向に向かっていく」
誰にでもうまくいかないことは起こります。その時ただ嘆くのではなく、それに対し何をすべきか考える。でも解決策が見つけられないときは、周りの人を頼ることも大切で、そういった相談できる人を日頃から大切にしようといいうメッセージだと思います。2学期も学業、部活、行事に頑張ってくれる姿を期待しています。

 

 

 

 

 

 本校で講演してくれた時の木村敬一選手       

 

 

 

 

 

 ブライトン卓球クラブを訪問した時(1列目真ん中がトゥミー選手)

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